一昨日『ぶっちぎりBOX』のサンプルが届いた!
手にとる…色んな意味のおもさを感じる…
嬉しい…ありがたい…
ロックバンドでデビューして、冬杜先生と出会って、、
その道にすすむ予定が、まさかの特撮の世界にすすむことになった
色んなことがたくさんあって、そんなことも思い出しながら、
素晴らしいBOXをつくってもらえたこと、
コロムビアさんにはやっぱり感謝!
このBOXを手にできてる今、最高に幸せな俺です
先日、歌手活動の40周年ふりかえって、色々書いてから
色んなこと思い出して、
また少しずつ正直な思いを書き留めて、2週間がすぎてた
またまたながくなったから、時間のあるときにでも、
気がむいたら目を通してみて…
2012年2月、40日間の入院生活から退院し、
10日後に迎えるとしま公会堂でのライブの為、近くのカラオケルームに声を出しにいった
まだその時は車イスだった
まずはRXからと歌いだした瞬間…
頭の中が真っ白になった…
… 音程がとれない?!… 歌えない?!…
後になって、同席してたスタッフから
「あの時は、あまりの歌に、
大丈夫ですよ、、なんて言えなかった」と
ひどくてひどくて…どうなる、、俺?!
不安という言葉とも違う瞬間だった
医師の「歌を続けるのは無理…」との言葉もあったが
それでも、『辞める』という気持ちにならなかった
実は、あのとしま公会堂のこと、ほとんど記憶になくて…
美潮さんはじめ、慎ちゃんや高取くん、
横ちゃん(横山一敏氏) 逹、多くの仲間が
どれだけ助けてくれてたか…
俺も確かに頑張った、、
でも、そこには必ず助けてくれた仲間と
そして応援してくれるみんながいてくれた…
記憶障害もあって、自分がどう歌っていたか、どう動いていたかなんておぼえてなくて
みんなの反応で、あきらかに以前の俺とは違うのを感じた…
大好きなバラードもなんだか思うように歌えてない…
頑張っても頑張っても、もがいてるだけのそんな俺だったけど
ありがたいぐらい応援してくれたみんな…
みんながいてくれたから、少しでも前回より今回がよくなってる歌を歌えるようにと、頑張ってこれた…
ありがとう
休むことなくAJFに出演できたのも
バースデー社長がこんな俺でも、出演させてくれてたことには感謝しかない
やはり変わり果てた姿と感じる方からは非難もあった
もっと回復してからに…
とか、そんな言葉もあった
もしかしたら、不快な思いをさせてしまったかもしれない
でもあの頃は、何がよくて何が悪いとか、
まったく考えてはいられなかった
最初の頃は後遺症に負けそうになる自分がいた
ただただ、歌えなくなるのがこわくて、
歌い続けていけるならと気持ちだけ必死だった
前後するが、前年に東日本大震災があり
だいぶ前に決めていた仙台ライブを開催してよいかどうか悩んだ
そんな時
「いつものように来て下さい!」
迷いのないひとことに開催したけど
みんなの笑顔が嬉しくて泣いてしまった俺に
どれだけの思いをしたか計り知れないみんなが
「泣かないでください!俺逹は大丈夫です!」って、、
その翌年、小脳梗塞で思うように歌えない俺に、みんなはこう言ってくれた
「歌えなくてもいいから、俺逹の前に立ってくれるだけでいい」
その言葉はふかかった…
ありがたかった
命あるかぎり、歌い続ける…心底腹がきまった
歌詞の一言一言が、いつの間にか自分へのエネルギーにもなっていた
退院後も意識消失して運ばれたり、再発の不安と闘ってきたりで
これが最後か、これで終わるのか…
そんな中で、まだ怒りの気持ちが残っていたのか
「冗談じゃない!俺は死なない!」
前向きに様々な思いも越えながら、今の俺に至る
今回のBOX5枚組の CD-5 が『まだまだぶっちぎるぜ!』
その『まだまだ…』は未来にむかってた!
なんだか、嬉しかった!
集大成とはいえ、ここが終わりではない
ここから!…そう!ここから、
また俺は、今の俺でぶっちぎっていく!
こんな俺だけど、みんな!これからもよろしく!
一緒に勇気の一歩を踏み出していこう!
ありがとう!ありがとう!ありがとーぅ!!!
ぶっちぎるぜ!